2012年01月25日

『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』

 本日はPS3『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』についての感想をば。

120125.jpg

公式サイト:http://shinkama.chunsoft.jp/

 初代からのファンにとっては楽しみでもあり不安でもある『かまいたちの夜』シリーズの新作。一作目は家庭用ゲーム機にサウンドノベルというジャンルを確立させるまでの人気を博した同作ですが、二,三作目と続くに連れて評価が下がっていったという、ある意味では典型的な経緯を辿ってきた作品でもあります。その一番の原因は何と言っても一作目の出来があまりに素晴らしかったということ。しかもその作品がそれまでになかったジャンルを確立するほどのエポックメイキング的なインパクトにも恵まれていたことという少々不幸な要因もありますが、そういう懐古主義的なメガネを取っ払ったとしても今作の問題点は少なからず挙げることが出来てしまいますね。

 まず一番に感じたのは全体的なテンポの悪さ。それを最も助長させたのが声優起用によるボイス演出でしょう。読み物系作品での声優起用はかなり賛否が分かれるところではあると思うのですが、少なくとも「かまいたち」シリーズのサウンドノベル作品に於いてはプラス面よりもマイナス面の方が目立った仕様かと思います。文章を読み進めていく中で強制的に声優さんがサウンドノベルの文章を読み上げるシーンに突入する本作の仕様は、ゲームとは言え「小説を読む」という、元来は自分ペースで行われる作業と行為が作り手のペースで進められてしまうという弊害しかありません。じゃあ、全部の文章がボイスで読み上げられるのかというとそうではなく、ストーリーの重要な部分とか分岐の起点となるようなシーンで突然声優起用が始まりますので、作り手が「ここだよ!ここ!」と主張するかのような印象があんまり好きにはなれなかったんですよねえ。最低でもオン・オフの切り替えが出来ればかなり違ってきたとは思うのですが。

 そして最も気になったのが文章の魅力の無さ。メインシナリオとなる「ミステリー編」の謎解きに関してはさほど難解というほどではなく、殺人事件が起きるストーリーとしても緊迫感と恐怖感はイマイチ。それに真犯人の動機と事件に至った経緯もあまり納得のいくものではありませんでした。比べてしまうといけないというのは分かってはいるのですが、やはり一作目の秀逸な出来と比べると相当見劣りしているのは否めませんね。また、「かまいたち」シリーズお馴染みの「○○編」と銘打つ各シナリオ分岐ですが、複数の作家陣を起用したがばっかりに根底の統一感に欠け、一つ一つがとても薄っぺらく感じてしまったのがとても残念でした。各々文章の中で笑わせようとするツボなんかもバラバラで、シナリオによっては狙ったとされる文章が見事に空回りし続けるというかなり苦痛なモノも存在しており、ボタン連打でメッセージスキップをして、速く終わらせて次の要素を出してしまえ…という感想を抱いたのも少なくはありませんでした。

 決して文章そのもののクオリティが低いとは思いませんでしたが、根底に据えている登場人物や作品そのものの魅力と言ったものがシナリオによって余りにもバラバラで、二、三人の作家陣が各々複数のシナリオを担当するというくらいが良かったのではないかと思います。他にも「かまいたち」シリーズファンであればお馴染みのクリア後要素である「ピンクのしおり」が有料ダウンロードコンテンツであったりとか、しかもその出来がまたお粗末だったりとか指摘したい箇所はまだまだ存在しております。そもそも、今回の内容のどのあたりが「かまいたちの夜」なのかというすごーく根本的な部分も伝わってきません。一作目は姿の見えない殺人犯によるバラバラ殺人事件を鎌鼬の伝承になぞらえていたわけですが、今作はそのあたりが全く以て不明なまま。一作目のオマージュ的な要素は色々と見受けることは出来るのですが、誤解を恐れずに言えばそれらは表面的なキーワードだけを採用しているだけのような感じで、今回の作家陣が本当に全員一作目をきっちりプレイしているのだろうか…という懸念を感じずにはいられません。「真」と銘打つタイトルとしてかなり期待していただけに、非常に残念な作品となってしまいました。

 ユーザーの皆様の感想はかなり厳しい様子で、私としてもこのブログで取り上げたゲームとしてはかなりの酷評という感じではありましたが、色々な感想と共に「サウンドノベル」というジャンルの面白さと共にある難しさを凄く感じさせる作品であったような気もします。「サウンドノベル」とは「プレイする、遊ぶ」ゲームであり、「読む」小説でもあり…その中で問われるイメージの助長と表現。それらが演出なのか目的なのかも問われている、非常にハイクオリティなものを要求されるジャンルだからこそ、良作に巡り会えたときの喜びも格別ですからねー。色々難癖はつけてはいますが、ファンとしてはやはり次回作や『428』のような別系統の新作も期待しちゃいますので、次は是非良い作品をリリースしてくれることを願ってやみません。

2012年01月03日

謹賀新年2012

 皆様、明けましておめでとう御座います。激動だらけの、忘れられない2011年が過ぎ去り、新しい2012年が始まりました。

120103.gif

 旧年の様々な出来事は言うに及ばずですが、EVE界隈に話題を限定しても梅本氏に菅野氏の訃報が続いて非常に喪失感を覚えた一年でもありました。大それたことを言えるような身分ではありませんが、今年はこんな場末のファンサイトでも旧年の訃報に対する追悼や哀悼の意味も込めて、EVE関連のコンテンツの作成に引き続いて着手して参ろうかと考えております。そうは言いながらも相変わらずのスローペースな更新になってしまうと思いますが、皆様も宜しければまったりとお付き合い戴ければ幸いで御座います。作品紹介や人物辞典のコンテンツに着手が大きな目標でもありますので、その過程でEVEシリーズの再プレイも必要になることでしょう。そういった形で作品に触れることも、EVEファンからの両氏への追悼になるのかなと。

 ちなみにこのチャイナ服なおねーさんは、年賀状作成ソフトからチョイスした、リアルに出した年賀状の画像をそのまま掲載しております。新年早々べんぼんばん!なチャイナおねーさんというのも色々オメデタイなあという前向きな気持ちが選考の理由であります。最後の最後まで「辰年=中日ドラゴンズ=ドアラ」のネタと迷いましたが、万人ウケしないだろうなあという理由からこちらになりました。ま、こちらも万人ウケはしそうにありませんが(笑)

 そんなわけで今年もこの愛と欲望と独断と偏見のサイトを宜しくお願い致します。
posted by talk at 08:05| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月28日

巨星墜つ…菅野ひろゆき氏ご逝去。

 年末になってとんでもない悲報が飛び込んで参りました。EVEやDESIRE、YU-NOなどを手掛けたシナリオライター、菅野ひろゆき氏がご逝去されたそうです。

>ゲームクリエーターの菅野ひろゆき氏(本名菅野洋之=かんの・ひろゆき)が19日午前11時52分、脳内出血のため東京都文京区の病院で死去していたことが27日までに分かった。

 43歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。喪主は妻香織(かおり)さん。

 コンピューターゲームの人気作家。代表作に探偵ゲーム「ミステリート」シリーズや「EVE burst error」などがある。


http://blog.esuteru.com/archives/5601741.html

 ここに訪れて下さる皆様には説明も不要だと思いますが、18禁アドベンチャーゲームの一時代を築き上げたライターであり、勿論私がこのEVEサイトを運営しているのも、皆様とこうして出会えたのも菅野ひろゆき(剣乃ゆきひろ)氏の作品に出会ったからでして、直接お会いしたことは勿論ありませんが、私にとってはある意味恩人と言っても良いくらいの人物かもしれません。ご冥福をお祈り致します。

 しかし何ということでしょう…今年は作曲家の梅本竜氏も声優の川上とも子さんもご逝去されており、EVE界隈としては淋しい限りの訃報続きでしたが、最後になって一番デカイのが飛び込んでしまいました。ご病気や急逝などその理由や経緯は様々ですが、皆様たいへんお若いのに…哀しさと同じくらいの驚きを感じずにはいられません。今年はゲームに限らずマンガやアニメ、ラノベ等の業界でも若くしてご逝去された方が多く、何か寿命を削ってでも作品を手掛けなければいけないような何かがあるのでしょうか。普段ゲームを楽しんでいることの重みというものを改めて考えてしまうような…いや、何かもう衝撃が強過ぎて書いてることもまとまらないですね。

 このサイトを手掛ける理由の一つに哀悼とか追悼の意味合いも加わってしまいましたが、素晴らしい作品に出会えたことに感謝して今後もサイトを続けて参りたいと思います。重ねて、菅野ひろゆき氏のご冥福をお祈り致します。うう…かなりショック…
posted by talk at 01:14| Comment(2) | EVE&剣乃・菅野 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月12日

【更新】11.12.12

 久しぶりのサイト更新は長らく手付かずだった『EVE series』の再作成から。とりあえず第一歩として『EVEシリーズ作品紹介』ページを作成し始めております。今回はシリーズ原点たるburstと、二作目Lostの紹介ページを作成致しました。以前は単なる作品感想ページでしたが、新しく後発WIN版の追加・完全版や、PLUSやPSP版などのリファイン・リメイク作品にまで言及してレビューを書いております。

 ま、ようやくサイト作成の方にも着手出来るようになりましたので、亀の歩みながら一個ずつ着実に作って行こうかと思っております。皆様も来年と言わず、再来年、そのまた次の年も…くらいに気長にお待ち頂ければ幸いで御座います(笑)。年内にはこの作品紹介ページを完成させ、来年からはいよいよ人物辞典の方にも着手出来れば…くらいが当面の目標でしょうか。その為にはEVEシリーズを再プレイする必要もあるやもしれませんが、久々プレイのきっかけにもなりますので暇を見つけながらちょっとずつでも進めていきたいですね。

 あ、そう言えばPSP版burstのプレイレビューが終盤を目前にして止まってましたね。ま、まあそちらもそのうち、何とか…やっぱ終盤が近付くに連れてキッツイですわぁ、PSP版のレビュー。でもナミダが出ちゃう…だって愚痴しか出ないんだもんっ!!
posted by talk at 05:58| Comment(11) | サイト更新 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月06日

SBホークス、悲願のCS突破!

ソフトバンクホークス、8年ぶりのプレーオフ・CS突破で名実共に2011年のパ・リーグ王者となりました!

111106.jpg

 ホークスファンとしては鬼門のCS突破は長年の悲願達成の瞬間でもあり、「ホークスは短期決戦に弱い」という自縛と呪縛から解放された瞬間でもありました。本当に嬉しいです。涙出そう…

 内川、細川、カブレラらの的確な補強。中継ぎエースの攝津を先発に転向させ、その穴を埋めるべく森福、金澤、吉川ら中継ぎ陣を整備。山田、大場、岩嵜ら若手先発陣の台頭。福田、明石ら若手野手陣の活躍…等々。勿論補強による圧倒的に充実した戦力で臨んだシーズンではありましたが、同時に怪我人も多く、全ての試合をフルメンバーで戦えることも少なかったシーズンでもありました。しかしその都度上に挙げたような要素が上手く絡み合い、結果的には他11球団全てに勝ち越し&2位に17ゲーム以上の差を付けての優勝という圧倒的な優勝を勝ち取りました。

 が、それでもなお…それだからこそのし掛かる短期決戦への不安。上手く行けば行くほど足下を掬われるのではないかという黒いモヤモヤと重圧との勝負がホークスには待ちかまえていたわけですが、優勝決定直後から戦力を温存することなくフルメンバーで先を見据えた戦いを続けるなど、これまでとは違う覚悟でこのCSに、それこそ一年以上をかけて照準を合わせて来たホークスの覚悟を感じるシーズンだとも思っています。

 そして今年のCSは、結果を見れば三連勝でライオンズを圧倒しておりますが、その試合内容はどれも緊迫したギリギリの勝利であり、そしてそれだからこそその全てに非常に意味と価値のある試合が繰り広げられた素晴らしい試合でもありました。

 一戦目は和田の好投による先勝で優位に立ったことも勿論ですが、新戦力の内川の打点による勝利で「今年こそ」を感じさせる勝利。二戦目は今年ついにフルイニング出場を果たした松田による勝ち越し弾と、そして「秋の風物詩」、「逆CS男」のレッテルを貼られ続けた松中の代打満塁弾に誰もが「呪縛の終わり」を感じた勝利。そして三戦目。杉内と涌井による緊迫した投手戦は、近年希に見る好ゲームでもありました。今年10勝を逃したエース同士による投げ合いは、シーズンの不本意な結果を微塵も感じさせない、お互い9回までの完封投球。そして共に延長回、127球で得点を許し、共にマウンドで力尽きて涙を流す姿は、野球ファンの胸を熱くさせた最高の試合でした。ホークスのCS突破を、このような最高の試合で決められたことに感動を覚えましたね。

 …とまあ、それらしく書いてはみましたが、この三日間終始ドキドキしながらBS中継を見ておりまして、心臓どころか他の内臓まで口から飛び出して来るのではないかというくらいばっくんばっくんしてましたですよ。松中が12回表終了時にフライングで飛び出した気持ちも分かります。いや、もうね、ファンもね…辛かったし、嬉しいのよ…ぐすん。

 さて、今年のホークスCS突破で感じたことは、技量と才能だけでは語れない、もう一つの大きな要素、「経験」の重さではないかと思っております。圧倒的戦力と圧倒的勝利の結果によるCS突破であることは間違いないわけですが、それらを支える土台にあるのは、まさにこの七年間短期決戦で涙を飲み続けて来たという苦く悔しい「経験」があってこそでしょう。その意味に於いて、松中から満塁弾を食らい最後に負け投手となった牧田と、12回表にスリーバントで三振になった斉藤など、ライオンズの若い選手達も非常に大きな経験を積んだのではないかと思います。ホークスが強くなれた「負けの経験」を、今年はライオンズが経験する形になりました。昨年はマジック4からホークスに3タテを喰らって優勝を逃し、今年はまたそのホークスに優勝とCS突破を決められたわけですから、来年以降さらに手強いライバルとしてホークスの前に立ちはだかることでしょう。来年のこの時期もまた楽しみになれるような、本当に色々なモノが詰まった素晴らしい試合でした。

 これでホークスは久しぶりの日本シリーズ出場となりました。相手はドラゴンズかスワローズか…個人的には落合監督のラストイヤーでもあり、Zac.様との長年の夢でもある鷹竜対決の為にもドラゴンズに勝ち上がって来て欲しいなあという想いもありますが、満身創痍の中戦い続けているスワローズも応援したくなっています。何にせよ、日本一を決める良い勝負を我々野球ファンに見せて欲しいですね。

 とにかく、ホークスのCS突破オメデトウ!しばらくは野球ニュースや野球記事をハシゴして余韻に浸りたいと思います(笑)
posted by talk at 05:43| Comment(2) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月30日

銃を構えるキャバ嬢だ、と…?

 ここの所忙しくて記事の更新もお久しぶりになってしまいました。お久しぶりです、talkです。香川に台風が二個ほど来ましたが大丈夫です。むしろ今年はうどんの茹で水には困らなそうです。

 ちなみに最近はPS3の格ゲー『ブレイブルー コンティニュアムシフト』に大ハマリしております。

110930_01.jpg

 (公式サイト)http://blazblue.jp/

 いやー、ネット対戦ってもうラグが無いんですね。一昔前は「2D格ゲーのネット対戦=タイムラグありきの別物対戦」って感じだったんですけど、今やもうゲーセンで対戦するのと何ら代わりのない感覚のまま、お家で思う存分対戦が出来る時代になっていました。スゴイスゴイ。やっぱり格闘ゲームは対人戦で対戦してこその面白さですから、1プレイ毎に100円を使うことなく、しかも対戦相手に事欠かないネット対戦環境というのは、往年の格闘ゲーマーとしては嬉しい限り!そんなわけでバリバリ対戦しております。もし「sen_talk」というHNのハザマ使いを見かけたら、私ですのでお気軽にお声をかけて下さいまし。

 さて、そんな風にブレイブルーに心を奪われつつも、今世紀最大の苦行たるPSP版burstの方も終盤に向けてプレイレビューを書きためている最中ですが、なんせ壮大な物語のクライマックス部分でもありますから考察する箇所も多く、それに比例して文章量もそれなりに多くなってしまいました。読みやすい程度にまとめるのも一苦労ですので、今暫くレビューの続きの方はお待ち下さいませ。何とか年内にはフィニッシュさせたいもんです。

 そんな中、友人宅で他のPSPゲームで遊ぶことになった時ですが、burstを入れたのを忘れたまま起動したことがありまして、気が付いたら私のPSPから杉田声で「バーストエラー、イヴ・ザ・ファースト」などと響いていたという何ともはじゅかしい時間を経験したことがありましたが、そこに友人が食いついて下さいました。以前から私がEVEというゲームで、もう干支が一周するくらいサイトも運営して居るんだよという話もしておりましたので、「あ、これがtalk(仮名)さんの言うてたゲームですかー」という流れに。

(そうなのよー。でもこれはそうであってそうじゃないのよー。大体聞いてくれる?氷室恭子っていうキャラが好きだったんだけど、リメイクされたと思ったら何とロリキャラに生まれ変わってたのよー。ロリキャラよ?ロリ。これまではむしろ若作りキャラで名を馳せていたというのにいきなりトンデモナイ路線変更ですよ。もう開発者に小一時間では済まない程度の説教をかまりたいところなんやけどもー…それにさあ、ストーリーの方も改編というか改悪というかなんかもうこれって別物じゃない?くらいに変更されてて、往年のファンとしては複雑を通り越してぽか〜んな心境なわけですよ。それにさあ、まだあってさ…)

 などと心の内の鬱屈のほんの一端を何も知らない彼にぶちまけても仕方ないので、「うん、そうよー」と軽く流していたわけですが、その彼がOP画面のまりなを見て一言。

「で、このキャバ嬢はなんで銃を構えているんですか?」

 いやあ、地味にショックでしたね。おいおい、内閣情報調査室の一級捜査官を、よりにもよってキャバ嬢呼ばわりとな!とつっこみたくなる気持ちが全く無かったわけではありませんが、まあ、

110930_02.jpg

 この絵を見たらキャバ嬢って思うわな、うん。

 と思いましたので、ちょっと( ´・ω・`) な顔で「キャバ嬢じゃないんスよ…それ」と敬語で返すのがやっとと言う悲しい出来事が御座いました。ま、勿論burst時のキャラデザからして諜報員だとか公務員だとかっていう印象の出で立ちではありませんでしたが、初見の人にここまでズバっと「キャバ嬢」と断言されたのは今回が初めてでしょう。もうどうせだからキャバクラに潜入捜査しちゃうくらいの話があっても良いんじゃね?と脳内妄想しましたですよ。

 ああ、これで彼にはtalk(仮名)さんがハマってるゲームってのはキャバ嬢が銃を構えているようなゲームなんだなと思われたことでしょう。でもまあ、氷室恭子っていうロリキャラに十何年もハマってると思われちゃうよりはマシだと思うことに致しましょうか。アレは別物なの、別物!

2011年08月03日

PSP版burst記17

 今回は小次郎編、12月8日の後半部分をレビュー。ディーブに拉致されて窮地に陥った小次郎でしたが、それを助けてくれたのは何と死んだと思われていた源三郎でした。小次郎の師匠でもあるこの源三郎がなぜ今になって姿を現したのか。なぜ死を装って身を隠してまで暗躍する必要があったのか。そしてこの血生臭い王位継承事件について、源三郎は何を知っているのか。夜の埠頭で久しぶりに対面した師弟の会話が今回レビューの中心になります。

110803_01.jpg

 展開そのものは原作と全く同じなのですが、そこで触れられる内容がかなり変更されていますので、今回は敢えてこれだけで一回取ってそこにいちいち触れながらレビューすることに致します。動きの全くない、しかもバックボーン設定だらけの文章なのでかなり辟易されると思いますが、なにぶんここまで来たらスルーするわけにも参りませんので何卒ご容赦の上でお付き合いをお願い致します。

※ネタバレ注意!苦手な御方は注意してお読み下さい。

続きを読む
posted by talk at 16:22| Comment(6) | 【PSP】burst error EVE the 1st | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月14日

その味は思い出補正

 忙しくてブログも更新もままならない日々が続いておりますが皆様は梅雨明けの猛暑の中如何お過ごしでしょうか。

 そういえば6月末からコカコーラの炭酸飲料、メローイエローが復刻販売されていますね。

110714.jpg

 そうそう、コレコレ!小さい頃よく飲んでいたのを思い出します。甘酸っぱい青春の思い出をフラッシュバックしつつ、早速この復刻メローイエローを飲んでみます。

 …うーん?その…なんだ…これは、その、マズイ。

 あれ?メローイエローってこんなにマズかったっけ?ただただダダ甘いだけの上に炭酸は弱いので清涼感ナッシング。500ml缶を飲み干すのがかなりの苦行になってしまいましたよ。記憶の中ではもうちょっと美味しかったような気もしますが…やっぱり思い出補正なんですかね。この飲み物を見て「あ、懐かしい!」と思った貴方はおそらく私と同年代くらいの御方だと思います。ま、折角ですので思いで補正と共に当時の味をテイスティングしてみるのも一興かと思います。決してこのやるせない想いをオマエラも味わうがよい!という発想からじゃあないですよ?念のため。

 あ、ちなみに先週の7月6日でサイト12周年を迎えました。忙しくてすっかり忘れてた。てへ★

 こちらも思い出補正満開でEVEシリーズを味わいながらサイトを運営しておりますので今後とも宜しくお願い致します。EVEという作品と出会ってからついに干支も一周。何でもやり続けてみるもんです。そのうちメローイエローみたいに復刻人気が出てくるかも…って、PSP版burstがありましたね。速く残りのレビューしなきゃあいかんですね。こっちは思い出補正どころか原作の偉大さを味わう今日この頃ですよ。ほほほ。
posted by talk at 14:20| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月17日

川上とも子さん御逝去。

 先日、声優の川上とも子さんがご逝去されたことに関してWeb拍手で幾つかメッセージを戴きましたのでご紹介。

>SS版、ドラマCD版、PS2版「DESIRE」で、ヒロイン・ティーナ役を演じられました女性声優さん、川上とも子さんが御逝去なされましたorz心より、御冥福をお祈り申し上げますorzまだお若いのに、本当に残念ですorz

110617.jpg
川上さん…( ´;ω;`)

 EVEシリーズ作品ではありませんが、EVEを御存知の御方であれば『DESIRE』を御存知の御方も多いと思われます。Web拍手の中でも触れられていますが、『DESIRE』のティーナ役で出演されていましたね。天真爛漫なティーナの声があってこその『DESIRE』という作品でしたし、物語の核心部分を語る上で外すことの出来ない、成長して後のティーナが胸に秘めていた想いなどかなり難しいキャストであったと思われますが、川上さんの好演は本当に素晴らしかったですね。

 一般の御方でも名前を知っているような超有名どころというポジションではありませんでしたが、『少女革命ウテナ』や『Air』などアニメ好きの御方であれば必ず見ているであろう作品で声をされておりましたし、現在進行形のアニメでも川上さんが担当している役は多く、急逝されたのが本当に残念でなりません。

 先年、EVEシリーズで甲野本部長役をされていた野沢那智氏が逝去された時もかなり喪失感を感じたものですが、野沢氏のご高齢を鑑みればある程度は仕方がないのかなあという思いで納得することは出来たのですが、川上さんの場合はまだまだ若く、声優としてもこれから!という脂の乗り切った年齢でもあっただけに、その喪失感というものは相当なものがありました。

 少し話が変わりますが、こうした声優の訃報を聞くと何とも言えない喪失感を味わってしまうのは、やはり我々がアニメ・ゲーム世代だからということもあるのかもしれません。誰もが知っている大物俳優、大物歌手が逝去された時はニュースやワイドショーで大々的に報じられます。「昭和の名優、逝く」などと言った見出しで特集を組まれることも多く、その時間は騒がしい報道番組が一転して「国民的なお通夜モード」に切り替わるという光景は、割とこの国では日常茶飯事だったりします。失礼なことを承知で不躾に申し上げれば、リアルタイムでその人達の演技や歌に触れることがなかった世代からすれば、その悲しみや喪失感にあまり共感出来ない事もしばしばですしね。

 翻って声優の訃報を考えてみますと、やはりアニメやゲームをリアルタイムで楽しんで来ている世代である我々は、やはりこういった声優の訃報というものからダイレクトに喪失感を感じると思います。また、野沢那智氏のような「誰もが知っている吹き替えの声」でも無い限りはニュースになることも余りなく(※特に野沢氏の場合は役者としての功績も大きかったですしね)、ネットのニュースサイトなどでひっそりと情報が上がっているのを不意に見つけてから初めてその人の訃報に触れるということも珍しくありません。それを見逃せば亡くなったことにすら気付かずに、故人が出演しているアニメやゲームを楽しんでいる…なんて事態も普通に考えられます。おそらく川上さんの訃報に気付かずに…という御方もそれなりにはいらっしゃるのではないでしょうか。

 そしてもう一つ、俳優や歌手であれば彼らが年齢を重ねて老いる様子や、病気などで体調を崩す様子などをテレビなどで見ることが出来ますが、「声は年を取らない」とまで言われる声優の場合はその機会がかなり限られます。「好きな作品はいつまでも続いて欲しい」というアニメやゲーム好きの人々の根底にある願望は、時に出演者のピーターパン化を幻想させることがあります。勿論それこそがアニメやゲームの他にない魅力であるとは思うのですが、であればこそ、こうした訃報に触れた際の、現実を突き付けられたときの衝撃と悲しみの大きさを痛感するのかもしれません。

 しかし、彼らが亡くなっても、ゲームやアニメに触れることでまたいつでも彼らに触れることが出来るというのも大きな魅力であり、一つの楽しみ方でもあると思います。「故人を偲んで…」というのもアリでしょうし、「こんな可愛かった○○が死んだなんて認めねえぞ!」というのも大アリでしょう。意外に「声」というものは、それが故人のものであることを知っていたとしても、いざそれを聞くと「まだこの人は生きているんじゃないか」と思えるくらい、こちらに届いて来るものです。ましてその「声」を演じる事のプロフェッショナルの方々が残した作品ですからね。それまでとはまた違った楽しみ方や接し方で作品に触れる…ファンである我々にはまだまだ悲しむだけではない接し方があるということを、忘れてはいけないのではないか…しみじみとそう思いますね。

 最後に、改めまして川上とも子さんのご冥福をお祈り申し上げます。久しぶりに『DESIRE』をプレイしたくなっては来るのですが、やっぱやるからにはPS2版よりもサターン版なんですよねえ。でもそのサターンも生きているかどうか…こっちは何度ご冥福をお祈り申し上げたことか。川上さんの声にまた触れる為にも、今一度サターンにも頑張ってもらいたいもんです。

2011年06月11日

PSP版burst記16

 今回のレビューはまりな編、ディーブのアジト突入後になります。

 未だ数々の疑惑や疑念を残しながらも、自分の心の奥にある源三郎への信頼と共感を信じて共に行動することを決意するまりな。そしてディーブのアジトに侵入して中の様子を窺うと、そこには彼らに捕らわれて窮地に陥っている小次郎の姿が。しかも源三郎は何やら小次郎のことを見知っている様子。まりなと源三郎はこの状況下でどう動くのか。そしてその先には二人の運命的な出逢いの夜が待っているのでした…

110611_01.jpg

 原作ではこういう感じのシーンになりますね。PSP版でも大筋は同じ展開になりますが、ディーブの役割が変更されていることに伴ってこの後の展開も変更されることになります。今回はその辺りに触れながらレビューすることに致しましょう。

※ネタバレ注意!苦手な御方は注意してお読み下さい。

続きを読む
posted by talk at 04:22| Comment(0) | 【PSP】burst error EVE the 1st | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする