2009年10月22日

城島日本球界復帰

 10月は忙しくて気が付けばもう後半に突入してまして、野球の方もCS第二戦、その後には日本シリーズなんて時期になりましたね。

 さて、我らがホークスはCSで楽天に大敗して今シーズンを終えました。怪我人が多い中で何とか頑張ってCS進出まで漕ぎ着けたかなという印象の2009年シーズン。昨年の最下位からすればじゅうぶん上出来という結果ですが、ホークス本来のポテンシャルと再三の首位奪回のチャンスを逸した原因などを鑑みると、やはり課題も多く見えてきた一年という感じですね。

 それらを踏まえて現在秋季キャンプを迎えているわけですが、ここに来て城島日本球界復帰という、まさに寝耳に水な一報が球界を揺るがせております。


 報道を見る感じでは阪神が獲得に超ノリノリみたいですが、城島がホークスを去った際の言動などから考えるとホークスが獲得にきちんと乗り出せばまず古巣復帰が堅いかなというところでしょう。しかしどうも今現在から窺える球団のスタンスは慎重というよりむしろ消極的な印象すら受けます。このまま消極的獲得スタンスが続けば阪神入りということにもなるんじゃないでしょうか。何でまた積極的に動かないのかとなると理由は幾つか考えられるので、それもまた事情としてはじゅうぶん納得は行くんですよねえ。

 一つは今シーズン打撃面で急成長した田上の存在ですが、総合的に考えればやはり城島の方にあらゆる面で分があるのは言うまでもなく、田上がサブ捕手、一塁やDH辺りでの併用起用を出来るのであればそこまで決定的な原因という感じでも無いとは思います。しかし来季に向けて動き出した矢先のチームとしてその軌道修正が出来るのかどうか、また田上個人がその辺りを受け容れられるかどうかは一つのカギにはなるでしょうね。

 もう一つはその高額な年俸でしょう。おそらく城島が復帰するとなると一年辺りは5億〜7億程度の年俸になるでしょうから、3年20億とか4年30億とかの話になると思いますがこれは流石にお金を出す側が慎重になるのも頷けます。加えてホークスは先発投手の補強を考えているでしょうから(※日ハムの藤井あたりが候補だそうで)、本来はそちらに使えるであろう資金を城島にまるまる注ぎ込むということは、つまり当面の戦略そのものを見直すということにもなるわけで、ここで二の足を踏んで時間がかかってしまうのも当然と言えば当然でしょう。また、城島の今季成績もあまり芳しいものではなく、最近ちょっとケガの多い状態でもありましたから、その辺もちゃんと調べてからでないと、獲得したはいいが暫く実戦練習は出来ないですよとかにもなりかねません。

 まあ、最大の原因は城島復帰の情報が余りにも唐突過ぎたということでしょうね。城島は昨年三年契約を締結していたのを、容認されていた途中破棄権利を行使して日本球界復帰を宣言しました。ホークスとしてもそれこそ三年後には復帰の準備を整えるかなーくらいで考えていたのが、いきなり復帰しますよとなりましたので資金面や編成面で色々準備が出来ていなかったのではないでしょうか。逆を言えば、城島サイドもこのいきなりの復帰に対する各球団の反応を見ているのかもはしれないですけどね。

 勿論個人的にはホークスの復帰を熱望というより切望しているくらいなんですが、ある面に於いては段階を無視して来た城島の動向に対して慎重にならざるを得ない現状も理解は出来るのでなかなか複雑なところではあります。むしろいの一番に獲得に乗り出した、阪神の矢野や狩野あたりの捕手状況や心情を察するとこれはこれで可哀相な気すらしてきますしねえ。阪神ファンの側からもこの辺を察する意見は多いみたいですし。

 捕手というのはチームの司令塔ですからなかなか一朝一夕に育たないのは当たり前。だからこそ捕手個人の失敗や不振もチーム全体で受け容れながら、野手や投手も含めてそれこそチーム全体の力で捕手は育てられていくものです。城島という、完成された超一流の捕手が欲しくない球団なんて数えるくらいしかないと思いますが、彼を手に入れると言うことは単なる戦力アップというだけではなく、それまでのチーム全体の育成方針を大きく軌道修正するという意味合いもあります。

 今回の城島獲得は、つまりチームがそれをよしと出来る環境にあるかどうかが一番の問題になっているわけでして、さあ、ホークスにしても阪神にしてもその辺がクリア出来ているかどうかがカギになってくるでしょうね。場合によっては我の強い城島流が、かえってマイナス作用を引き起こすことも考えられるでしょう。

 当然ホークスに関しては「な〜んでもっと熱烈なラブコールをせんかなあ?」という想いもありますが、それと同じくらいには慎重になる原因も理解は出来ますので、ま、なかなか難しいところではありますよね。

 それでもやっぱりホークスに復帰して欲しいと一ファンとしては願っております。期待して今後の動向を見守ることに致しましょう。
posted by talk at 14:37| Comment(2) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分はホークスのファンでは無いのでちょっと分かりませんが、ホークスの先発といえば、新垣、斉藤がまだいると思うのですが、彼らはもう終わってしまった選手なんでしょうか?

田上が成長したため、城島を取る必要性はあまりないようにも感じますね。リード面を考えればやはり城島に分があるとはおもいますけど、どのような結末を迎えるか楽しみです。
Posted by ゆう at 2009年10月22日 22:23
>ゆう様

 斉藤和巳は早くも来季開幕絶望との情報がありますので、良くて来年中に二軍で投げることが出来れば…くらいでしょうね。来年も一度も投げずに終わると言うこともじゅうぶん考えられますので、最早ロッテの黒木状態になりつつあるのは自身も周囲も十分危機感は感じていると思います。

 新垣は暴投体質が最早伝統芸能クラスなので相当鍛え直す必要があると思いますが、全盛期の直球とスライダーのキレを知っているだけに復活して欲しい選手の一人。それこそ城島がキャッチャーとして復帰すればその可能性も出て来るとは思いますが、今のままでは自分自身に手一杯な捕手ばかりで投手の修正や育成にまで余裕のある選手は一人もいません。悩みの種の一つですね。

 報道では既に阪神決定的という情報も出ておりますが、ま、何と言っても阪神の毎度の希望憶測先走り報道なので、やはり本人が会見を行うまではわかりません。先に書いた通り普通にいけばホークス復帰が既定路線で、それが無いのであれば阪神という感じだとは思いますが、現段階で相当阪神に傾いているのは事実だと思いますので、案外早い段階で阪神入り!ということになるかもしれませんね。
Posted by talk(管理人) at 2009年10月24日 00:27
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