2010年06月12日

PSP版burst記09

 近辺が忙しくて前回の記事から少々間が空いてしまいましたが、今回でPSP版burstのレビューも9回目になりました。発売から実に三ヶ月が経ちますが、合間を見てメモを取りながらちまちまプレイしております。それにしても時間かかってるなあと思われた御方もいらっしゃるかと思いますが、平にご容赦を!

 さて今回は12月7日のストーリーを追い掛けますが、burstの見せ場でもあるハッキングシーンがあって記事的にもかなり文章量が多くなってしまいますので、12月7日は小次郎編・まりな編で分けるのではなく両サイドをハッキング前とハッキング後に分けて書くことに致しますね。というわけで9回目の今回は【小次郎編、まりな編 12月7日_ハッキング前】になります。

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 ネタバレ注意!苦手な御方は注意してお読み下さい。


【小次郎編 12月7日_ハッキング前】

・寝起きにシリアのおっぱいで起こされるシーン。シリアはプリシアについて「彼女は私を忘れてしまったかもしれないけど、私は彼女をよく覚えてる」とのこと。関係が原作から変更?

・前日夜にシリアが小次郎を襲ったのは、小次郎がプリシアを守るに値するかどうかを試すため。小次郎のことを義に厚いサムライとか。この後のシリアとぱふぱふしてる所に弥生がばったりの流れは同じ。


 前日深夜に襲いかかってきたシリアを介抱した小次郎。この日の朝は彼女の爆乳ぱふぱふで起こされますよの展開は原作とほぼ同じになりますが、やはりプリシアの設定が大きく変わっている影響でシリアの立ち位置も微妙に変更されているみたいでして、随所にそれを匂わすような文章が出て来ます。

 流石にシリアの設定となると終盤にならないと確認が取れませんので今のところは何とも言えませんが、完全に王族とボディーガードという感じで距離のあった原作に比べると、少々繋がりを伺わせるような描写が見受けられます。PSP版のプリシアは政変以降日本に住んでいましたので、おそらくプリシアが日本に渡る前、二人がかなり幼い頃に出会っていたというような繋がりを追加してくるのかもしれません。

 ちなみにシリアが小次郎のことを義に篤いサムライと呼ぶ描写が笑えましたので特記。流石に文書を読んだときは「サムライって…(笑)」みたいな苦笑しか出て来ませんでした。その記述も勿論面白いのですが、どちらかと言えば掴み所のない男として描かれていた原作とは明らかに印象が違うという感じですね。

・事務所に氷室が訪れてエルディア国際学校が火事で焼失したことを知る。大使である御堂やエルディアについて調べるために氷室の協力を得ることに。

・女子寮・氷室の部屋から大使館のDMBSで御堂のデータを閲覧するも、一般人向けのデータで詳細は別の秘匿性の高い専用DMBSがあると判明。氷室はそこへのハッキングを開始。

・その間小次郎は大使館に侵入するための下準備でセキュリティカードのデータを吸い出すことに。公用車で乗り付ける最中の御堂に取材(※警備員に雑誌記者と言ったので)という形で接触。氷室から渡されたカードスキマーを使って御堂のカードデータを吸い出すことに成功。これで大使館に忍び込むことが可能に。


 ハッキングシーンと、その後に続く大使館侵入シーンへの前フリという感じで氷室との協力描写が続きます。行き当たりばったりで突撃した原作と違って、セキュリティ破りの詳細描写を挟むなどして雰囲気を高めているという感じですね。

 一連の流れの中で氷室の持つハッキングやスキミングのスキルの高さにスポットが当たりますが、その手段は当然違法も違法。大違法ですね。潜入捜査員としてというより公僕としての意識が強かった原作の氷室とは大きく異なっています。まあ、ここまで外見と設定が変わっているんですから大きく異なってて当然なんですけども(笑)。その辺は次回のハッキング後、大使館突入のシーンで詳しく触れることにしましょう。

・ネルから着信があるも応答なし。その後何度もリダイヤルしても応答がない。

 ここで小次郎の携帯にネルの身に不安を覚えるような着信が入ります。これが後に大使館に突入するきっかけにもなりまして、小次郎の行動理由が原作と微妙に異なっている点になりますね。

 「ネルって誰だっけ…?」と思ったそこのあなた!私もそう思いましたのでご心配なく(笑)。新キャラのメイドさんですよん。

・伊吹から連絡。カノーパスホテルで二階堂の惨殺死体発見。詳しく捜査しようにも本庁が乗り出して所轄刑事は締め出されたらしい。また、アクアと青海の殺人犯が射殺死体で発見されたとのこと。この日の朝、倉庫街のゴミ箱で発見。死後一日以上が経過しており、一昨日通報のあった倉庫での銃声騒ぎがコレかも。被害者が所持していた軍用ナイフの刃型や靴跡が一致で身元は外国人。

 ここに来て続々と死体が出てくるという展開になりますが、二階堂は原作にもあった殺人事件なのでわかるんですけど、倉庫街のゴミ箱で発見される死体というのは原作には出てこない事件なので、これからどう絡んでくるのかが注目されます。現時点では刃形と靴跡が共通しているので、青海とアクア殺しの犯人が何らかの仲間割れでも起こしているのか?という状況が想像出来る…という感じですね。

 この時点でのまりな編と照らし合わせると、それがどうやらエルディアに絡んだ組織らしいぞという不穏な空気が漂うことになるわけですが、東洋人幹部の設定も微妙に変化しているのでこの辺はもしかしたらクリア後の源三郎編で触れられるような箇所なのかもしれません。

・氷室、自宅からのハッキングで足がついたので小次郎の事務所からハッキングをすることに。サイトチェンジ箇所。 

 いよいよ緊迫のハッキングシーンへ…というここまでの流れですが、公的な諜報員で、しかも事件から外されたことに不満を覚えていた氷室と小次郎が共闘するという流れで来ている原作と比べるとシーンの流れと勢いに差があります。ハッキングシーンの音楽ものんびりしていて、原作のあの緊迫感がかなり薄れているのが残念なんですが、それについてはまた次回に。

……

【まりな編 12月7日_ハッキング前】

・内調オフィスで本部長と昨夜の事件について会話。プールに沈んでいた女装男の死体が発見されるまで、死体は保健室に隠されていたかもと推測。校医の雪乃はそれを自然と行える立場にあったため。

・焼死体で発見された雪乃と女装男の傷口が、雪乃の持っていた軍用ナイフと一致。雪乃と格闘していたシリアが奪って二人を殺した?工作員の素性はエルディア関係が濃厚。少なくとも一派はエルディア政府との繋がりがありそう。


 雪乃の素性についての考察シーン。原作に於ける旧エルディア情報部の分裂構図は、局長・御堂VS副局長・ディーブ。源三郎も暗躍していたものの、彼の下に部下がいたわけではありませんので大きくは御堂とディーブの争いが繰り広げられていたことになります。シリアはディーブ配下でダブルスパイを行っていたわけですが、この辺の構図もPSP版では結構変わっていると思いますので、雪乃やシリアが誰の下で動いていたのかについてはもう少し先になって判明しそうですね。

 PSP版でもシリアがディーブ配下だとするならば、雪乃は御堂配下ということになりそうです。だとすれば真弥子の近辺に予め赴任させていた手配にも納得がいきますがどうなんでしょう。

・大使館で御堂と会話。まりなが夜の学校に呼び出されたことでエルディア国際学校が燃やされたことと、真弥子が危険に晒されたことへ御堂からのキツイ皮肉が。原作でも真弥子襲撃付近から御堂の態度が硬化していくが、今作の方が露骨な感じ。雪乃、シリアが口にしていた「C計画」についてカマをかけると、御堂に反応あり。

 展開的にはそこに書いた通りですので他に特に書くこともありませんが(笑)、強いて言うなら御堂の態度がPSP版の方が高圧的で、まりなに関しても否定的な感じの描かれ方になってますね。皆様はburst初プレイの時、「御堂って悪者じゃないのかな?」と思ったりはしませんでしたでしょうか。私は割と最後の方までそう思っていたクチですし、最後までプレイしても単純な悪役ではないぞと思っているわけですが、その辺が結構変わっている印象ですね。

・大使館前で源三郎の車を発見。まりなの行く先々に姿を現す源三郎に強い不信感を覚える。車に乗り込んでホテルに到着する流れは同じ。源三郎の車に発信器を取り付ける。

・ホテル従業員に「エルディア関係者の…」とカマかけて話したところ、誰かと勘違いして別の部屋の鍵を渡される。不審に思いその部屋に行くと足音が!ベランダに逃げ込み、中の人物が誰かと会話したようなやり取りを確認した後に、部屋に進入すると二階堂の死体を発見。


 二階堂の殺害シーン。原作ではクローゼットの中に隠れていましたが、PSP版ではベランダに逃げ込みます。厚いカーテンのおかげで発見されることはありませんでしたが、同時に相手の顔も見ることが出来なかったという感じになります。ちなみに原作で流れたあの音楽に関しては今回は無し。あの演出、地味にプリシアへのミスリードも兼ねていた演出だけに、無くなっているのは少し残念ですね。

・真弥子の部屋で無事を確認した後に駆けつけた本部長と共に現場を調べようとするも、本庁の刑事が現場を仕切っていて部外者扱い。本庁刑事たちからはどの殺害現場にもまりなが居合わせたことへの不信感を告げられる。また、内調がエルディア絡みの事件でもみ消しを考えているのではという感じで警察との連携は最悪の状態。

 本庁の刑事たちとの会話が挿入され、内調と警察の対立構図を垣間見るようなシーンになってます。現場に於いては警視待遇を与えられ、内調の権限で現場の警察に指示を出していた原作とは大きく異なる点ですね。原作はその辺をリアルにするとややこしくなると判断したのか、作品内演出で内調捜査官は警察も口出しできない諜報員機関みたいな感じにしていましたが、PSP版ではもう少しリアルに内閣直属機関のポジションを描いています。特にPSP版では小次郎編で所轄刑事の伊吹を出したりしていますし、警察関係についての描写は原作よりも文章を割いてます。

・夜、本部長のオフィスは「在室」プレートが提示され居るのに本部長は不在。どうも香川との密会時の常套手段の模様。本部長不在のチャンスということで本部長のアクセス権限を持つ端末で内調データベースからエルディアに関する情報を閲覧。

 まりなのハッキング直前はこういう流れ。原作では香川による査問時に、甲野が見て見ぬふりの合間で閲覧していましたが、PSP版は完全にまりなの独断で甲野の端末を無断使用、越権閲覧ということになっているようです。当然、後の査問ではこれも突かれることになりますが。

 それにしても本部長の不在理由が香川との密会というのがどうも(笑)。PSP版ではまりなの一級捜査官らしからぬおマヌケな行動ばかりが目立ちますが、影で本部長も相当株を下げていますね。全然「切れ者」という感じがしないのは本部長好きにとっては悲しい変更点です。



 いよいよ次は、EVEの特徴でもあるマルチサイトシステムを駆使して進めていくburst最大の見せ場、ハッキングシーンについて触れていくことに致します。ま、そろそろ皆様にもこの緊迫感溢れるシーンが相当劣化しちゃったんだろうなあという悪い予想がついてしまっていると思いますが、勿論その通りなのであまり期待せずにお待ち下さいませ。 
posted by talk at 02:21| Comment(0) | 【PSP】burst error EVE the 1st | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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