2005年07月08日

マグマックス

 男の子はみんなロボットが大好き。

 そんな永遠のロマンを叶えてくれたゲームを今日は紹介致しましょう。知る人ぞ知る傑作、『MAGMAX(マグマックス)』(日本物産 1986)であります。

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 ゲームは簡単なシューティング。自機も最初は貧相な戦闘機ですが、色んなパーツを取っていくことで完全無敵の戦闘ロボ・マグマックス(仮)へと変身するのであります!カッコイー!…ちなみに自機の正式名称はわかんないのでマグマックス(仮)としておきました。もしかしたら別のカッコイイ名前があるかもしれないですけど、メンドウなのでこいつで堪忍して下さい。

 では早速プレイヤーが操縦する、我らが戦闘ロボ・マグマックス(仮)の変身形態を見ていきましょう!

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(1)初期状態

 これが最初の状態。ただの戦闘機です。ガンダムで言うところのコアブースターですね。このままでは貧相なビームが出るだけで戦闘力はイマイチですし、敵の弾に当たると即死という薄紙のような脆さですので早急にパーツを取って強くならなくてはいけません。

(2)ボディ追加!

 そこら中に無造作に落ちている用意されているボディを取った状態。これで弾に当たっても即死という状況は免れましたが、こちらの攻撃は相変わらず貧相な単発ビームのみ。これでは迫り来る敵どもを薙ぎ倒すには不十分です。

 ちなみにロボットへのロマンに乏しい女性の御方は「上半身だけって格好悪いじゃない」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。この世にはジオングという偉大な先駆者が存在しているのです。

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 脚なんてものは飾りなんです。エライ人にはそれがわからんのですよ。

(3)攻撃ユニット追加!

 腕に組み込む攻撃ユニットを追加するといよいよマグマックス(仮)の攻撃力もパワーアップ!…なんですけど、にょろにょろと気味の悪い波線が生えてくる程度で非常に使い勝手が悪いです。一応このにょろにょろ、今までのビームでは壊せなかった硬い敵も破壊できるようになるので強いのは強いんですけど、これが飛んでいくわけでもなく、単ににょろにょろが生えているだけなので戦闘力はむしろ下がっていると言ってもいいでしょう。

 しかし、見ようによってはガンダムのビームサーベルと思えなくもありません。当時の男の子はそうやって無理矢理自分を納得させて、やっとの思いで購入してもらったゲームソフトを楽しんでいたものです。すぐにぶーぶーと非難が立つ今の時代では考えられませんね。マグマックスは子供の情操教育にも役立っていたのでした。凄いぞ!マグマックス!(仮)

(4)行け!マグマックス(仮)!

 脚部のユニットも追加するといよいよ無敵の戦闘ロボ・マグマックス(仮)の雄姿が拝めます!…ところが、折角の脚もぱたぱたと動かすだけで、何というかカッコワルイ。おまけにただでさえ使えなかったにょろにょろが自機の下方向に伸びてしまって、ますます戦闘力が下がるというオチまで付いてきちゃいます。が、脆さを兼ね備えてこそ真の美しさ、そして格好良さが生み出されるのは自然の摂理。これこそニチブツの拘り…いや、美学と言っても良いでしょう!うん、そうだ!そうに違いない!

 ちなみに画像は地下ステージなのでにょろにょろは出てません。地下ステージは攻撃ユニットから強力な貫通弾が出ますし、自機からの弾も範囲が広くなるなどかなりぶいぶい言わせることが出来ます。どうやら戦闘ロボ・マグマックス(仮)は地下仕様のようです。



 ところで、このゲーム、敵の弾に当たるとパーツが破壊されてしまいます。当たるにつれて「(4)→(3)→(1)」と装甲が剥がれていくわけですが(※(2)は経由しないので、敵の弾には二回まで耐えられます)、当たり所が悪いとこんな姿になっちゃいます。

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 うっへー、カッコワルイ!

 こうなると無敵の戦闘ロボ・マグマックス(仮)も台無しです。自機どころか純真な子供のロマンまで破壊されてしまいますので、くれぐれも上部への攻撃には注意しましょう。

 しかしこの姿、格好悪いと言いつつもどこかで見覚えがあるような…

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 あ、ビグザムだ。
posted by talk at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | ファミコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オチに大爆笑しました!夜中なのに腹痛いですw
3番目はジオングが直接武器を持ちたかったので、グフのヒートロッドをパクったといった感じでしょうか。
Posted by よね at 2005年07月12日 01:45
>ジオングが直接武器を持ちたかったので、グフのヒートロッドをパクった

 男の子なら少年時代に一度はやったことのある「改造」を彷彿とさせますよね。ロボットという存在は男の子にとっては本当にロマンの塊ですからねえ。しかしジオングのサイコミュにグフの鞭持たせたら、それはもうすんごいことになるんじゃないでしょうか(笑)

>オチ

 これはやはりガンダムのMSデザインの奥深さに感謝、ですよ。私も小さい頃はガンダムの格好良さにしか目が行きませんでしたが、オトナになるとジオンMSのデザインの秀逸さに気付かされます。最近のガンダムはMSが格好悪くてイカンですよ。ぷんぷん。
Posted by talk(管理人) at 2005年07月12日 02:28
『MAGMAX(マグマックス)』なつかしいですね〜!
パーツを取って強くなっていくのが楽しくって、
よく遊んでいました。
また遊びたいなぁ。なかなか面白いゲームだったと記憶しています。
Posted by chieko at 2005年07月14日 22:26
>chieko様

 実際はパーツを取って行っても動きが鈍くなったり、当たり判定が無闇に大きくなったりでそんなに強くならないんですけど、そこを強くなると思えるのがゲームの凄い所ですよね。だって子供の夢とロマンが詰まったロボットですもの。パーツを取っていったら弱くなるだなんて思いたく無いじゃないですか(笑)

 ゲームそのものは割と普通のシューティングゲーム。ファミコンにありがちな奇想天外な難易度でも無いですし、この時期のゲームとしてはかなり質の高い作品かもしれません…と、思ったら、この『マグマックス』はアーケードの移植作品だったんですねー。知らなかった…
Posted by talk(管理人) at 2005年07月15日 18:48
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